初心者にオススメのFX投資の方法と押さえておきたいコツ

初心者の方でもFX投資で失敗しないためには

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強制決済で多額の資金を失うことがある

レバレッジを高くし、リスクを過剰にしないためにするもうひとつの理由は、強制ロスカットにしないようにするためです。
強制ロスカットにしないようにするためには、FX口座の有効比率が100パーセントを下回らないようにする事が必要です。
100パーセントを切ってしまうと強制ロスカットされるからです。
例えば、1米ドル=100円の際、口座に10万円の資金を入れ、レバレッジ5倍、5,000通貨(5Lot)の取引をします。
その場合必要となる最低限の必要証拠金は2万円(4,000円×5Lot)です。
「必要証拠金」の事を「取引保証金」と呼んでいるため、もし口座に2万円しか入金されていない状態では、為替の時価が1米ドル=100円より、わずかにでも変動した際は、有効比率が100パーセントを下回ってしまうので、そのポジションは強制的にロスカットされてしまいますが、あなたは口座に証拠金として10万円の資金を入れているため、5ロット・レバレッジ5倍の際は、10万円−2万円=8万円で8万円の余裕があるという状態です。
当然ですが、ロット数が増えて、レバレッジが上がると、資金的な余裕はなくなってしまいます。
5ロット・レバレッジ5倍の際には、1ドル=84円で有効比率100パーセントに到達するでしょう。
10ロット・レバレッジ10倍の際には、1ドル=94円で6円の値下がりまではなんとか耐えられますが、5ロット・レバレッジ5倍と比べると10円の開きがあります。
つまり、大きなロットで取引したい方、ポジションを沢山持ちたいという方はその分、証拠金も増やしておかなければ、強制ロスカット発動までの余裕が減ってしまうということです。
FX投資で損しないために、証拠金やロットサイズ・ロット数を調節し、口座を維持するための有効比率を200パーセント以下にしない事でしょう。