実際にやってみるとよくわかる
確かに金融商品の中においては「ハイリスク・ハイリーターン」に分類されるFXですが、実は危険を抑えた投資方法やしっかりとした資金管理方法において、FXで失敗しないための行いを心掛けると、初心者でも着実に利益が出すことが可能です。
今回はFX初心者の方が失敗しないための「コツ」などについて考えてみましょう。
元来FXとは「時価が上がるか」、「下がるか」を予測することにより利益を得る金融商品です。
時価が予測通りになるのか、外れてしまうのかは50パーセントの確率でしょう。
実際にやってみるとよくわかるのですが、毎回、利益を得るために参戦したとしても、すべてのポジションにおいて必ず利益が得られる訳ではありませんし、いつか必ず損を出てしまうでしょう。
FXトレーダーで、為替相場の将来を100パーセント的中させられるという方など、どこにもいないでしょう。
自分から損をするという事を決める
FXついては、常に損失が出るという事を考えてトレードしなければなりません。
どうしても避けられない損失については、できる限り最小限に抑える工夫が必要です。
1週間、1ヵ月、1年でも期間の設定については人それぞれで構いません。
自分が決めた期間中の収支が出るように損失を抑えるという事が大切でしょう。
FXのトレードにおいて、一番難しいのは損切りでしょう。
自分から損をするという事を決める決断ほど、難しいものはありません。
時価は常に変動するため、「もう少し待っていたら、利益がでた」という「たら・れば」はいつも起こります。
「もう少し待って入れば、時価が動いてプラスになるかもしれない」そのような淡い期待を抱いてしまい、中々決済ボタンが押せずにいたら、さらに損失が拡大してしまったという経験はありませんか。
目の前の損失額を受け入れる事ができずに、深傷を負ってしまった経験は歴戦のトレーダーでもあります。